将来的にアルミ加工を進めていくにあたり
身近な物で「コレがアルミだったら、どうだろうか?」と思い
ICカードケースを作成してみました。
・表裏で2枚のICカードの同時使用。
・金属ならではの外見の追求と重量対策。
↑の2点をテーマとして作成していきます。
今回はアルミ加工の前段階として、樹脂を用いた試作品となります。
実際の加工の様子
1:内側
内側-合わせ面となる側の加工。
ベニヤ板の上に粗材を乗せて加工していく。
ベニヤ板と粗材は両面テープで固定しています。
2:外側
外側―外形形状の加工
こちらもベニヤ板と粗材は両面テープで固定。
カード表面を露出させる為、窓の部分も加工しています。
3:完成品
内側,外側の両面の加工が終わったら
内側の面のダボに合わせてはめ込み、完成。
・加工してみて
最小肉厚を2mmに設定している為、強度が心配だったのですが
何事もなく無事に加工が終了しました。
今回は試作という事で厚みを変えた2つのパターン(16mmと10mmの2種類)で作成しました。
実際に比べてみるとやはりかなり違います。
特に16mmの物は取り回しが良くないと感じました。
重量も単純に2倍なのでアルミになると余計に重くなりそうです。
まだまだ改良の余地が有るので、今後も続けていきたい所存です。
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村上裕一
愛知県碧南市で鋳物用の木型を加工しているカミテックの村上です。
入社3年のぼくですが、型加工に関する色々な事を勉強しています。
会社では主にCAD/CAMを使って3次元加工機のデータを作っています。
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