3次元測定機(据付型)。

導入完了

この11月に、ハンディタイプの測定機に続いて据え付け型の3次元測定機も搬入され二日間の講習を終え、無事に導入完了の運びとなりました。

東京精密

XYZAX SVF NEX 8/6/6

測定範囲 800X600X600

カミテックで作成する木型をほぼカバーできる測定範囲の持つ測定機です。

精密機器。

測定機本体と、測定ソフトがインストールされたパソコン一式の構成になっています。
1/1000㎜単位での測定を可能な精密な機器のため黒い平らな机のように見えるところは温度変化の少ない天然石で出来ていて測定機自体の総重量は1200㎏。

カタログや測定ソフトの画面の表示を見てみると最低表示量 0.01㎛。
未知の細かさです。
当然のように、この精度を保つために室温は20℃一定。
湿気は厳禁(結露対策)。
埃に気を付ける。
など、大変です。

いまのこの時期は、乾燥していて気温も20℃前後と測定機にとっても、良い気候ですが真夏の、湿気が多いジメーっとした高温の時期や夏前後の気温差があり、湿度が高い時期などはエアコンを常時付け、さらに除湿器が必要になりそうです。

言ってる端から

もともと、埃が多い環境下。
作業場の一角を仕切って、測定室を造作して埃が入りづらいように対策をしたもののうっすらと埃が乗ってきてしまっています。
3次元測定機を導入している企業は多いと思いますが皆さんはどの様に、防塵対策をされているのでしょうか?
そのすべての企業がクリーンルーム完備という訳ではないでしょうから何かいい手立てがあるなら、教えてほしいです。

業務拡張に向けて。

これで、2台の測定機の導入が完了しまだまだ、操作法などの勉強中ですが今まで、カミテックでは出来なかった測定という作業が増えたことで今までとは異なった仕事の受注の可能性も出てきました。
今後、様々な対応が取れるよう他の機械同様に、測定機も使っていきたいです。

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早川 健仁

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