素材から機械加工をすると。

作業手順として、機械加工の前に
素材を作成します。

・手仕事の出番。

樹脂ブロックを使い、作成したい形状より一回り大きいサイズで
粗方の形状を作ります。

このようなブロックを積み重ねて、素材を作成し
機械加工に入ります。

・加工後には。

この状態から、形状を加工していくと
当然、無駄な部分が切屑となって出てきます。
木型が大きくなればなるほど、切屑は多く出てきます。

大きい型を加工すると、すぐにこれくらいは溜まってきます。
この切屑の処分が、馬鹿になりません。

業者さんに、引き取ってもらうのですが
有料です。
ですから、なるべく無駄が出ないように考えながら
素材をつくるのも、重要な仕事です。

・バランスが大切。

無駄が少ない素材を作ると、機械加工の時間短縮にもつながります。
ただし、素材は早く作ってナンボ。
ってことがあるので、素材にあまり時間をかけるのはナンセンス。
このあたりが、ちょっとしたジレンマです。

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早川 健仁

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